でもv6プラスで爆速な数字がでている人を見ちゃうと、なんか羨ましくなっちゃって。
下り807.87Mbps speedtest 回線速度 久しぶりに800Mbps超えた。 #V6プラス pic.twitter.com/c18nY1EO19
— アリス (@nekomimitan) 2017年7月10日
たとえ50Mbpsだろうが800Mbpsだろうが、体感速度はほとんど変わらないよ?爆速という言葉に惑わされちゃダメだって。
今のネットに不自由はしていないんでしょ?
【まめ知識】50Mbps以上の通信速度は人間は知覚できない
通信速度は速ければ速いほど確かに嬉しいかもしれないけど、Webサーフィンはもちろんのこと高画質な動画サイトの視聴でも50Mbpsもあれば十分に楽しめるよ。
仮にそれ以上速くなったとしても、人間の体感時間ではほぼその効果を感じることができないんだ。
VDSL配線方式では100Mbpsの壁がある
【まめ知識】「VDSL配線」とは電話回線を使った配線方式のこと
光インターネットの回線契約をすると、住んでいる建物に応じてVDSL配線方式か光配線方式いずれかの宅内配線方式が選ばれるよ(※最近はごくまれにLAN配線方式というのがあるけど、まだまだ少ないよ)。
建物に既設の電話回線を使って自宅内に回線を引き込むことになるから、光ファイバーを家に直接を引き込む光配線方式と比べてVDSL配線方式では最大通信速度が落ちてしまうんだ。
【VDSL配線方式】最大100Mbps(v6プラス接続時)
【光配線方式(FTTH)】最大1Gbps(=1000Mbps)(v6プラス接続時)
VDSL配線方式と光配線方式(FTTH)の違い
【まめ知識】電話回線を使ったVDSL配線方式でも、「光回線」のインターネットだよ
VDSL配線の場合、光ケーブルは建物内のMDF(Main Distributing Frame)と呼ばれる部分まで引き込まれているよ。MDFから先は建物に既設の電話線を使うのがVDSL配線方式なんだ。
FTTH方式vsVDSL方式(BBIQ社より引用)
VDSLはその性質上、集合住宅に多く見られる配線方式だよ。光ファイバーを引いているのは建物の途中までで、途中から通信経路が電話回線になっちゃうから最大通信速度が低下してしまうんだ。
【まめ知識】建物がVDSL配線方式か光配線方式(FTTH)かは大家さん次第
MDFより先、つまり個々の部屋まで光ケーブルを引き込む方法を光配線方式(FTTH:Fiber To The Home)と言うよ。
光配線方式(FTTH)は部屋の壁に穴を開けたり回線の素材を通すための工事をしたりする必要があるから、建物のオーナーさん(大家さん)によっては導入を嫌がることもあるんだ。VDSL配線方式はその点、既設の電話回線を使うから工事不要なことが多いよ。